Voice of seniors
先輩の声
自分の手で携われる面白さがある仕事
佐野 裕也
技術部2013年入社
入社のきっかけを教えてください。
学生時代から機械やモノづくりに興味があり、前職ではCADを使って機械設計をしていました。経験を活かしてステップアップするために、設計だけではなく社内で開発から納品まで一貫体制でオーダーメイド製品を作り、国内外に技術を発信している中央技研に魅力を感じて入社を決めました。
現在の仕事内容を教えてください。
基本的には私たちの身の回りの産業に欠かせない工業炉の完成までの工程を一貫して行います。「お困りごとはないですか?」と営業活動をし、お客様のニーズに合わせた提案をお出しします。その後、見積りを作成してお客様と契約を結ぶと、設計・部品の購入手配・協力会社への製造指示・現場での組み付け・試運転まで全て担当し、納品後は保守・メンテナンス業も担当しています。装置にもよりますが一つの装置は完成まで半年、長くて1年かかるものもあります。
今の仕事のやりがいはなんですか?
前職ではパソコンの前で図面を描いているだけでしたが、中央技研に入社して営業も組み付けもメンテナンスも初めて経験しました。お客様の要望に対して、提案から納品まで全てのことを一人で進めていくので大変ではありますが、ゼロから自分が担当した装置が形となってお客様の工場で動いて生産しているところを見ると、「ここからモノづくりがスタートするんだ」と、これ以上ない達成感を味わうことができます。
また、私は今入社8年目ですが、3年目にして初めて一つの案件を任せてもらいました。規模としてはそんなに大きいものではありませんでしたが、一番最初に一人で担当した装置ということもあり、当時の感動と達成感は今でも覚えています。この達成感は設計だけなど一つの業務を専門に行う仕事では経験できない、中央技研で働く大きな魅力だと感じています。
社内の雰囲気を教えてください。
社内では私が一番の若手になりますが、今でも先輩方が気にかけてくれてアドバイスをいただけるので、とても働きやすい職場です。
仕事を任せてチャレンジさせてくれる会社と、優しくフォローしてくれる先輩がいてくれるので、技術力が問われる仕事ですが一通り自分でできるようになったと自身の成長を感じています。